5.8GHz帯 VTX申請

FPVでドローンを目視外飛行する

一般にFPVで使用する無線周波数帯は5.8GHzであるため日本国内ではアマチュア無線4級以上を保有し、かつ、電波を送信するVTXに対して無線局の開局が必要になります。 開局まで面倒なのですが、折角なので挑戦してみました。 なお、5.8GHz帯でなく2.4GHz帯のものであればこれらは不要ですので開局が面倒という場合は2.4GHz帯のVTXを使用するという選択もあります。

開局対象のVTX

Kingkong F3+VTX+Brushed ESC AIO PCB Board for Kingkong/LDARC TINY 6X 7X 8X RC Drone Spare Parts

https://www.banggood.com/F3VTXBrushed-ESC-AIO-PCB-Board-for-KingkongLDARC-TINY-6X-7X-8X-RC-Drone-Spare-Parts-p-1275073.html?cur_warehouse=CN

開局までの全体イメージ

やること 期間 費用(円) メモ
アマチュア無線4級に合格する 約3~4か月 約8,500 4級を試験で取得する
「電波利用電子申請届け出システムLite」へIDを登録する 約1週間 0円  
VTX保障申請 約1週間 約5,000円 申請はJARDとする
開局申請 約3週間 約4,000円 免許状は郵送とする

アマチュア無線4級に合格する

試験申し込み

http://www.nichimu.or.jp/

試験地を東京とした場合でも年3~4回程度しかなく、 「インターネットによる申請の受付期間は、曜日にかかわらず受付月の1日から20日までです。」 とのことなので、気を付けていないと申し込み時期を逃してしまうので注意が必要です。

なお、当日受付や、臨時の開催等もありそうですので、サイトはよく確認していたほうがよさそうです。

試験勉強

「コミック版ハム問題集」これがわかりやすかったです。

あと、過去問はここにお世話になりました。 http://lab.icoro.com/4a/

合格したら

免許証申請を行います。

ここを参考にさせていただきました http://welovedrone.com/application-procedure/

免許証が届いたら

まず、「電波利用電子申請届け出システムLite」へIDを登録します http://www.denpa.soumu.go.jp/public2/index.html

登録後にパスワードが郵送されてきて、その後本登録になります。 パスワードが届くまで1週間程度

以後、免許状が届くまでこの「電波利用電子申請届け出システムLite」を何回か利用することになります。

VTX保障申請(JARD)

開局申請するにあたってVTXは技適ではないので、保証書の作成申請をします JARDという機関で作成してもらいました。

ここを参考にさせていただきました http://sumamokei.com/wordpress/?p=699

申請時にはVTXの系統図が必要ですのでVTX購入時に付属しているか確認するとよいでしょう。

開局申請

VTX保証書とともにに開局申請をします。

※ブラウザがChromeだと申請できませんでした。IEだとオッケーです。(画面遷移しない場合は要注意です!)

約1週間で受付OKの連絡があり3000円程度手数料を振り込み。

約1週間で審査完了状態。

約1週間で免許状が郵便で届く(着払い520円)

その後、電波利用料支払いの通知が郵送されてきます。電波使用料300円を納めます。

(おまけ)次はFPVゴーグルほしいです

高額なので手が出せませんがこのあたりがほしいです

お手頃価格?ではこのあたり

スマホにつないで映像みるのはこれが簡単。録画もできます

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